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2005/08/28

虹屋にとっての理想的なMMORPG

DLもそうですし、ONLINEでもそうですし、こそこそと動いている別案でもそうなのですが――現実にPVが実用化された時、どういうゲームなら「あり」なのか、ということを虹屋は毎日のように妄想しています。

ところで。

■戦場のPTSDをバーチャル・リアリティーで治療(上) ■
高解像度のゴーグルとヘッドホンを装着する没入型バーチャル・リアリティー(VR)で心的外傷を負った瞬間に立ち返り、心的外傷後ストレス障害(PTSD)を克服する治療法が研究されている。イラクやアフガニスタンの戦争を体験した米軍兵士を治療することが目的で、既存の治療法よりも効果を上げているという。

こういうニュースを読んでいると、VR技術がリアルになればなるほど、「戦闘」という要素そのものが倫理的な問題から忌避されるのではないか、と考えずにいられません。

というわけで、更新ネタが無い時は、この手の駄文を適当に書き殴ろうと思います。今回は、その手始めとして、虹屋のMMORPGに対する考えを書き殴っておこうと思います。


Bookmarkに「今からネトゲを始めようとしている人を止めるサイト」を載せていることでわかる通り、虹屋は現行のMMORPGに対して、否定的な見解を持っています。嫌いではありませんし、最近も「大航海時代ONLINE」をちょこちょこっとやってましたし、そもそもメイルゲームと呼ばれる郵便媒体の多人数同時参加型ゲームで遊んでいた人間ですから、まぁ、本音を言えばネトゲーが好きな人間なのかもなぁと思うところもあります。

それでも、現行のMMORPGには魅力を感じません。なにより、貧弱すぎるシナリオに不満を覚えています。なにも壮大な謎をたくさん用意しろと言っているわけではありません。虹屋の不満点は、プレイヤーの行動で世界がダイナミックに変化する感覚を味わえないところにあります。

メイルゲームには、それがありました。まぁ、活躍できない場合もありましたが、プレイヤーの行動次第で、情勢が悪化したり、極端に味方が有利になったせいで逆に敵対陣営が対抗策を練りだしたり……そういう感覚が味わえました。まぁ、マスターの掌の上で遊ばされていただけかもしれませんが、あれはあれで楽しかったなぁという思い出が今も残っています。

せっかくのMMOなのに、現行のMMORPGは、こうした感覚を味わえないものばかりです。城塞争奪戦という形で、このあたりを表現しようとしているMMORPGもありますが、「城塞の所有権が移動することが、世界にどのような影響を与えるのか?」という部分が欠けているため、今ひとつに思えます。

しかし、ごく一部のPCの行動で世界が大きく変わりすぎると、今度は「廃人しかついていけないゲーム」になってしまいます。これはこれで面白くありません。

ではどうするのか?――ということを悩み続けている今日この頃。さて、どういう形式なら虹屋的に満足するんだろう……???
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MMORPGの話 | Comments(4)
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